ご挨拶

謹啓 時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より、格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、この度 、 2025年6月28日(土)、29日(日)の2日間、大雪クリスタルホールと旭川地場産業振興センター(北海道旭川市)にて医療薬学フォーラム2025/第33回クリニカルファーマシーシンポジウムを開催することとなりました。

本フォーラムは、1985年に第1回が福岡にて開催されて以来、病院薬剤師、薬局薬剤師、薬系大学の研究者、および薬学生、製薬企業の研究・開発・医療情報担当者が一堂に会して情報交換する場として、その歴史を重ねてきました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、第28回(2020年)より現地開催が行われておりませんでしたが、ポストコロナが本格化する中、社会の正常化が加速しています。第33回となる今回は、活気溢れる議論や多くの情報交換の場となるよう、多くの薬剤師、医療薬科学研究者および学生を開催地である旭川市にお迎えするために準備を進めております。

今回の学会のテーマは、「時を越える医療薬科学」としました。大会テーマにまつわる有用な情報を、会員の皆様と共有できる企画・セッションを予定しています。

6月の北海道は四季の中で最も快適で過ごしやすい時期です。晴天が多く梅雨もありません。なかでも旭川市はユネスコの「デザイン都市」「国際会議都市」に認定されている道北の中心地域で、道北・道東地域に足を伸ばされる際の拠点として最高のロケーションです。

旭川にゆかりのある文学者や芸術家も多く、全国的に有名な「旭川家具」や、脚本家の倉本聰氏に所縁があり、テレビドラマ「風のガーデン」の舞台となった「Soh’s Bar」など、魅力的なスポットがたくさんあります。また、ご当地グルメとして有名な「旭川ラーメン」やモンドセレクション金賞を日本で最も多く受賞した銘菓「き花(KIBANA)」を生み出した壺屋総本店など「食の魅力」にも溢れています。

この機会にぜひ旭川にお越しいただき、充実した時間をお過ごしください。皆様のご参加をお待ちしております。

謹白

2024年10月吉日

医療薬学フォーラム2025 実行委員長
会長  田﨑 嘉一
(旭川医科大学病院 薬剤部)